どうも、シチサンです!
AI画像生成を続けていると、こう思うことありませんか?
「クオリティは上がってきたけど……なんか毎回、同じような絵になっちゃうな」
プロンプトの書き方も覚えた、アングルも変えてみた。でも雰囲気がいつも似たような感じになる……。
生成あるあるですね。。。
そんなときに試してほしいのが、今回紹介する「画風タグ」です!
画風タグっていうのは、いわばイラストに加えるスパイスのようなもの。
ポンと足すだけで、同じキャラでもまるで別の世界観になるんですよね。
「ちょっと気分転換したいな」「ガラッとイメチェンしてみたいな」そんなときにめちゃくちゃ使えます!

お料理にスパイスを加えるような感覚ですね!
同じ素材でも、味付けを変えるとまったく別のお料理になるみたいな……!
今回は、シンプルだけど効果バツグンの画風タグを5つご紹介します。
どれもコピペですぐ使えるものばかりなので、「これ面白そう!」と思ったものからぜひ試してみてくださいね!

それでは、まいります!
今回のベースとなるイラスト
今回は下のイラストをベースに、品質タグの次に(watercolor, traditional media:1.4),といった具合に重みづけした画風タグを入れて生成しています。

【コピペ用】画風タグ早見表
まずは今回紹介する5つの画風タグの一覧です!「タグだけサクッとコピペしたい」という方はこちらをどうぞ。
| No. | 画風名 | プロンプト(タグ) | ひとこと効果 |
|---|---|---|---|
| ① | 水彩画風 | watercolor, traditional media | ふんわり透明感のある優しいタッチ |
| ② | 油絵風 | oil painting, thick impasto | 重厚感たっぷりの力強い筆タッチ |
| ③ | レトロアニメ風 | 1990s (style), retro anime, cel shading | 懐かしくてエモい90年代セル画風 |
| ④ | 水墨画 | ink wash painting, sumi-e, monochrome | 渋くて味のある和のスタイル |
| ⑤ | サイバーパンク | cyberpunk, neon lights, glowing | ネオンが映えるクールな近未来スタイル |

コピペでいいんですね!
これなら気軽に試せそうです!
それでは、1つずつ見ていきましょう!
① ふんわり優しい「水彩画風」

タグ: watercolor, traditional media,
まるで絵の具がにじんだような、透明感のある優しいタッチになります。
色の境界がふんわりとぼやけて、全体的にやわらかい印象になるんですよね。女の子のイラストや、お花畑・空などの風景イラストにぴったりです!
「いつものアニメ塗りに飽きてきたな」というときに、最初に試してみてほしい画風タグですね。

水彩画風は本当に癒やされますよね〜♪
絵本の中に入ったみたいな気持ちになっちゃいます!
こんな場面で使おう!
- 癒やし系・ふんわりした雰囲気にしたいとき
- 花や空など、自然をテーマにしたイラスト
- SNSのアイコンをちょっとオシャレにしたいとき
② 重厚感たっぷり!「油絵風」

タグ: oil painting, thick impasto,
ゴッホやモネのような、力強い筆のタッチと立体感が出ます。
thick impasto というのは「厚塗り」のことで、これを入れると絵の具を盛ったような質感がプラスされるんですよ。ダークファンタジーのキャラクターや、重厚な世界観のイラストに合わせるとめちゃくちゃハマります!
一気に「美術館に飾ってありそう感」が出るので、ちょっとリッチな気分になれますよ笑

油絵風にすると、なんだか高級な絵画みたいに見えますよね……!
美術館デビューしちゃうかもです!
こんな場面で使おう!
- ダークファンタジーや西洋風のイラスト
- 重厚で荘厳な雰囲気を出したいとき
- いつもの絵に「アート感」を足したいとき
③ 懐かしのエモさ「レトロ・アニメ風」

タグ: 1990s (style), retro anime, cel shading,
90年代のセル画アニメのような、どこか懐かしくてエモい雰囲気になります。
少し彩度が落ちた色合いと、くっきりした線画が特徴ですね。cel shading はセル画特有のパキッとした塗り分けを再現してくれるタグです。
「あ、このアニメ昔テレビで観たことある!」みたいな気持ちになれるので、エモさを求めている方にはたまらないはず!

ほんとに昔のアニメのオープニングで流れてきそうな感じですね!
こんな場面で使おう!
- エモい・ノスタルジックな雰囲気にしたいとき
- 90年代風のキャラクターデザインを再現したいとき
- いつもの絵に「懐かしさ」のスパイスを加えたいとき
④ 渋くてカッコいい!「水墨画」

タグ: ink wash painting, sumi-e, monochrome,
白と黒の濃淡だけで表現される、和の心を感じるスタイルです。
sumi-e は日本語の「墨絵」がそのままタグになったもの。monochrome で色味を抑えることで、より本格的な水墨画のテイストに近づきます。
このイラストに限っては、今回白黒にしたかったので髪色や衣装の色のタグを抜いてあります。
周囲の謎の漢字はどうしても抑えられませんでした。。(実力不足
和風のキャラクターや、竹林・山水などの風景に合わせると最高に渋く仕上がりますよ!「かっこいい」と「渋い」の間を狙いたいならコレです。

す、水墨画までできちゃうんですか!?
こんな場面で使おう!
- 和風テイストのイラストを作りたいとき
- 渋くてカッコいい雰囲気を出したいとき
- 色に頼らない「濃淡の美しさ」を楽しみたいとき
⑤ ネオンが映える!「サイバーパンク」

タグ: cyberpunk, neon lights, glowing
ネオンの光が映える、クールで近未来的なスタイルになります。
neon lights でネオンカラーの発光感をプラスして、glowing で全体的に光が溢れる雰囲気を出してくれます。夜の街並みや、SFチックな衣装と組み合わせると最高にカッコいい仕上がりになりますよ!
暗めの背景にネオンカラーが映える構図が得意なので、夜景っぽいイラストを作りたいときにぜひ。

わぁ……!
ネオンに照らされると、なんだか未来の世界にいるみたいでドキドキします……!
こんな場面で使おう!
- クールでカッコいい近未来風のイラストを作りたいとき
- 夜の街やSFチックな世界観を演出したいとき
- いつもの可愛い路線からガラッとイメチェンしたいとき
画風タグが効かないときの対処法
ここまで5つの画風タグを紹介してきましたが、実際に使ってみると「あれ、全然変わらないんだけど……」ということが起こる場合があります。
原因はいくつか考えられるのですが、対処法を知っておけば大体なんとかなります!ここでは、自分がよく使うテクニックを4つ紹介しますね。
① タグの位置をプロンプトの最初に持ってくる
AIの画像生成では、プロンプトの先頭に近いタグほど影響力が強いと言われています。
画風タグをプロンプトの後ろの方にポンと足しただけだと、他のタグに押されて効きが弱くなることがあるんですよね。
そんなときは、画風タグを品質系タグの次に持ってきてみてください。
watercolor, traditional media, 1girl, solo, ...
こんな感じで、画風を最優先で指定してあげるイメージです。
② 重みづけ(強調)をする
位置を変えても足りないときは、カッコと数値で重みづけ(強調)をしてみましょう。
(watercolor:1.3), (traditional media:1.2), 1girl, solo, ...
数値は1.1〜1.4くらいが実用的な範囲です。1.0が通常の強さなので、1.3なら「1.3倍の強さで反映してね」という意味になります。
上げすぎると絵が崩れることがあるので、少しずつ上げて試すのがコツですね。
0.1ずつ上げていくと、ちょうどいい塩梅が見つかりやすいですよ!
③ 競合するタグを外す
意外と見落としがちなのがコレ。他のタグが画風タグとケンカしているパターンです。
例えば、watercolor(水彩画)を指定しているのにプロンプトの中に digital art や anime style が入っていると、AI側が「どっちなの?」と迷って、結果的にどちらも中途半端になることがあります。
画風タグを入れるときは、矛盾しそうなタグがないかチェックしてみてください。
④ ネガティブプロンプトに「逆の画風」を入れる
最後の手段として、ネガティブプロンプト(出したくない要素を指定する方)に、逆の画風を入れるというテクニックがあります。
例えば水彩画風にしたいなら、ネガティブプロンプトに digital art, photorealistic, 3d render などを入れて、デジタルっぽさを排除してあげるわけですね。
「こうしてほしい」と指定するだけじゃなくて、「こうしないでほしい」も伝えると、AIがより狙い通りの画風を出してくれますよ!

「やってほしいこと」だけじゃなくて「やらないでほしいこと」も伝えるのが大事なんですね!
これらのテクニックは画風タグに限らず、他のタグが効かないときにも使えるので、覚えておくと色々な場面で役に立ちますよ!
まとめ:画風タグでいつものイラストにスパイスを!
今回は、AIイラストのマンネリを打破する「画風タグ」を5つ紹介しました!
今日のおさらい
- ① 水彩画風:
watercolor, traditional media - ② 油絵風:
oil painting, thick impasto - ③ レトロアニメ風:
1990s (style), retro anime, cel shading - ④ 水墨画:
ink wash painting, sumi-e, monochrome - ⑤ サイバーパンク:
cyberpunk, neon lights, glowing
どれもいつものプロンプトにポンと足すだけで使える、お手軽スパイスです。

同じ私でも雰囲気が全然変わるのが面白かったです!
まるでお着替えみたい!
「ちょっとマンネリしてきたな」「たまにはガラッと雰囲気を変えてみたい!」と思ったときに、ぜひ今回のタグを試してみてくださいね。同じキャラクターでも、画風を変えるだけで全然違う魅力が見えてきますよ!
現場からは以上です!
シチサンでした!


